てくのミュージアムのご案内
正面玄関の置時計について
てくのかわさきの入口正面で皆様をお迎えしている置時計は、昭和20年代に制作され、ものづくりの象徴として当館に展示されておりましたが、 経年による老朽化により、いつの頃からか時を刻むことなく止まっていました。
しかし、令和元年、川崎市内最高峰の匠「かわさきマイスター」が、ものづくりの素晴らしさや喜びを伝えるために立ち上がり、デザインから設計・製作までの工程を全て行い、技術力を集結して、この時計に命を吹き込み、新たに生まれ変わらせました。他にも、ものづくりに関する多くの展示がありますので、てくのかわさきへお越しの際は、是非ともご見学にお立ち寄り下さい。
住に関係する技能に関わる道具
左官職が使う道具
鏝(コテ)
主として建物の壁や床を漆喰やモルタルなどで平滑に塗り拡げることに使われ、この鏝(コテ)一つで多様な仕上げを作り出す技術の不思議さ・素晴らしさを、熟達した左官職の人達は持っています。
下げふり
施工部の垂直をとるために使用します。
建具職が使う道具
ガラ引き用ノコギリ
主として建物の壁や床を漆喰やモルタルなどで平滑に塗り拡げることに使われ、この鏝(コテ)一つで多様な仕上げを作り出す技術の不思議さ・素晴らしさを、熟達した左官職の人達は持っています。
下げふり
施工部の垂直をとるために使用します。
穴あけ
木材に穴をあける際に使用します。
カンナ
木材の表面を削り滑らかに加工します。
手動ドリル
木材に穴をあける際に使用します。
ノコギリ
木材を切る際に使用します。
大工職が使う道具
墨壺
施工面に引く際に使用する墨と糸が一体となっています。
ノミ
木材などに穴を掘ったり、彫刻をする際に使用します。丸ノミ、平ノミなどがあります。
皮むき
施工面に引く際に使用する墨と糸が一体となっています。
スコヤ
直角の確認と木材に墨付けする際に使用。
木型師(きがたし)が使う道具
鉋(かんな)
畳職が使う道具
畳職が使う道具一式
畳を製造する際に使用する道具です。
木槽製造業が使う道具
木槽製造業が使う道具の一部
酒、しょうゆ、風呂などの木槽製造の際に使用する道具です。
板金工が使う道具
板金工が使う道具の一部
板金加工をする際に使用する道具です。
衣に関係する技能に関わる道具
洋裁縫製加工職が使う道具
ミシン(sewing machine)
シンガー社製 足踏み式ミシン。 シンガーは1851年に世界で初めて実用ミシンを世に送り出してから、世界でもっとも古くから、そして広く知られている信頼のミシンブランドです。
生活に関係する技能に関わる道具
写真機(Camera)
(左)ツァツ イコン社製(ドイツ)カメラ
(右)ダルメイヤー社製(イギリス)カメラ。